ロボット教育(しゃちょ〜)

昨日で、今年度担当していた学校の「ロボット講座」が終了しました。この学校は今年で3年目で、基本的には3年間同じ授業をしていたのですが、今年は「SimROBOT 0 for KHR」を使った授業を行いました。
その結果、ロボットの破損は激減し、ロボットの調整もスムーズに行え、有効性は大体確認が取れました。ただ、学校の端末室(コンピュータルーム)のPCは、学生にはセキュリティをガチガチに固めた状態で開放しているので、デバイス周りを触る我々の授業では、セキュリティ(をどうやってクリアするか)対策が大変です。
会社で準備をして動作確認をとったアプリが現場で動かない。とか、生徒がVBのプロジェクトをローカルディスクに保存していても、画面上では保存できているようでも、実際は保存されていなくて、1日の作業がパーになったりと。。。
そもそも、デバイスマネージャーを見ることが出来ないので、KHR-2HV付属のシリアルUSBアダプタを接続しても、COMの何番に割り当てられたのか分からない。まずは、COM1から順に接続して「接続完了」という表示が出るまで、順番に選択していくといった面倒な方法しかありません。自分で作るアプリであれば、有効なCOMポートだけを表示させれば良いので、大分楽にはなりますけど。
おまけに、デバイスドライバのインストールも認められていないので、違うUSBポートに接続して「新しい機器が接続されました」という画面がでたら、先生を呼んで、先生のアカウントでドライバをインストールしないといけないなど。。。
インターネット周りのブロックは当然厳しく、Flashなどは動きません。近藤科学のサイトにアクセスしてもトップページの凝ったFlashは表示されません。
SimROBOT 0 for KHR」は、シリアルポートへのアクセスや、その辺りの対策や十分対策してありますが、たまに予期しない問題も起きたりと。。。
そんな紆余曲折を経て、最後は全員でリーグ戦でバトルです。なんとか全員、各自でロボット操作アプリを作り、試合が出来ました。