無線LAN(しゃちょ〜)

最近のロボットは、殆どが無線LANを搭載していて、外部のPC(または、それに接続されたコントロールパッド)から操作できたり、ロボットの状態をモニタリングできたりしています。
うちがつくるロボットも殆どがそういうシステムですが、無線LANというのは最近はNintendoDSにも搭載されているぐらいポピュラーな機器になっていて、価格が安くなったというメリットはありますが、非常に混雑した無線帯であることが悩みの種です。
会社でアクセスポイントを探すと10個以上見つかります。その中には、(多分、個人宅だと思いますが)セキュリティーロックをかけていないアクセスポイントもあったり、変な名前のアクセスポイント名だったり、見ていると意外と面白いですが、会社の無線LAN(iEEE802.11g)が、20mぐらいしか飛ばない。。。ロボットに搭載すると、ロボット自体が金属の塊なので、さらに到達距離が下がります。
先日より、コンテックから、評価用アンテナを借りて、色々な条件で試しているのですが、アンテナ間を車が通過したり、電柱や自動販売機を横切るだけで、直ぐにリンク切れしてしまいます。これではロボットを遠隔操作するのは難しいです。
iEEE802.11xという規格では、200mぐらいが理論値になっていますが、実際問題200mって飛ぶんでしょうか?Buffaloの無線LAN WLI-U2-G54HPなどでは、20Mbpsを220m先まで飛ばせるとありますが、実際にやってみると50mが限界です。
かといって、基地局アンテナみたいなバカデカいアンテナをロボットに搭載するのは現実的ではないですし。何か良い方法ってないんですかね?10Mbpsを250mぐらい飛ばしたいんですが。