DCモータ(しゃちょ〜)

DCモータの原理は下記画像のように簡略化して描くことが出来ますが、純粋にこの機構を作っただけでは巧く動作しません。人間が、ちょっとどちらかの方向に回転させてあげるとブンブンと小気味よく回ってくれます。つまり、下記概念図でワイヤーが上下になった時、磁力がつりあって回らなくなってしまいます。もちろん、動いているものには慣性力が働いているので、一旦回っているモータなら回り続けますが、動き始める時にこの位置だと動けません。
つい最近、安い中国製のロボット犬を見つけましたが、よく見ると、この簡単な原理のモータが組み込まれていました。で、その横には手回し用のツマミが。。。
普通のモータは3極以上あるので必ず回転します。マクソンなどの高価なモータは6極とか8極とかあって、回転もかなりスムーズです。逆にラジコン用540モータは3極しかなく、手で回そうとするとガクガクします。まぁ、ラジコン用は正転しかしないので、細かい精度は要求されませんからね。