駆動源(しゃちょ〜)

駆動源と言えば、車のエンジンを思い出しますが、エンジンにも色々あります。いわゆる4ストロークエンジンみたいなレシプロ系、ジェットエンジン系、そしてその中でもなかなかのアイディア物がロータリーエンジンNHKプロジェクトXにも採用されたエンジンですが、機構を理解するおもちゃが出ていたので早速購入。
確かにレシプロエンジンだと、瞬間的に速度が0になるポイントがあるのに比べて、ロータリーエンジンは、そういった点がないのがすごい。ルマン24時間耐久レースで禁止されるぐらいのハイパフォーマンスを出せるわけだ。
ロボット業界では今のところ回転式モータが使われていますが、何でなんでしょうね?他にもラバチュエータといってゴムの筋肉みたいなアクチュエータや、人工筋肉、直動モータ、エンジン(内燃機関)など色々ありますが。これは、回転式モータが他に比べてあまりにも小型で、効率よくパフォーマンスが高いということが原因です。逆に回転式モータの進化が今まで程ではなければ、今頃はロボットも筋肉アクチュエータみたいなのが盛んに使われていたのでしょう。恨むべきは回転式モーター。
ただ、モータはバッテリの問題で、なかなか長時間動かすことが困難なので、当面の研究用途やちょっとした用途では問題になりませんでしたが、今後、長時間動かすような用途になってくると話が変わってくるかも知れません。そうなると燃料電池の実用化が待ち遠しくなりますし、一部のロボットは、既にエンジンで動かしているものもあります。