ねじ(しゃちょ〜)

ロボットを作る上で、ネジは必ず必要になる部品の一つ。特に小さいロボットを作るとなると、そのネジも小さいものを選ばなくてはなりません。
ネジにも色々とあって、ミリネジ、インチネジ、タッピングビス、木ネジ・・・さらに、それぞれのネジでも、ナベ(+、−)、皿、六角穴付き、蝶ネジ・・・。材質も真鍮、ステンレス等。
イクシスで最も多用しているネジは、六角穴付きと六角皿のM2、M3、M4です。+ネジなどは、締め付けの際にネジの頭が舐めてしまって、次から緩めたり締め付けたりできなくなるのに比べ、六角穴付きネジは、そういったことが少ないネジです。いざという時に六角レンチが無い!という事態がたまにありますが。。。
ネジは、秋葉原の西川電子など、どこでも手に入りますが、特殊ネジとなるとそうもいきません。
我々もよく使わせてもらってますが、「鍋屋バイテック」「Handy/株式会社丸栄産業」などは少量ロットでも特殊ネジを買うことができます。
あとちょっとネジの頭が低ければ。。。と思って部品の寸法を変更するよりも、低頭ネジを選定した方が、よりカッコ良いロボットが出来ると思います。
イクシスにも、M2x3の皿ネジとかがありますが、山の数が2個ぐらいしかない。。。おまけにチョ〜小さいので、会社の床に良く転がってます。とてもじゃないけど、これを1個1個管理するのは不可能。。。
ちなみに、普通のネジと皿ネジでは、長さ(例えばM2x3の場合、3mmの部分)を計る基準点が違います。M3x10の場合、普通のネジは、頭を省いたネジの部分の長さになりますが、皿ネジの場合は、頭を含めた全部の長さになります。一見混乱しますが、良く考えてみると、ネジを締めた時の板の表面から何mmの深さか?という長さのことを示しているんです。下の絵は、どちらもM3x10です。