ヒト(しゃちょ〜)

自分は、ロボット業界に足を突っ込んで、かれこれ12年ぐらいになる。最初はNHKロボコンや、マイクロマウス大会、相撲ロボット大会、ROBO-ONEなどに参加し、純粋にロボット製作を楽しんでいたが、やればやるほど、考えれば考えるほど、分からなくなってくるものがある。それは、自分。
別に「ここは何処?私は誰?」ではない。自分の記憶は、生まれた時から現在に至るまで(多分)連続的につながっている(と思う。。。だといいな。。。)。
自分の場合、ロボットをやればやるほど最初は「知能って何?」という疑問に振り回された(昨日のネタ)。結局分からないままだが、それを考えていると、次は「脳って何?どうなってんの?」という疑問がわく。で、色々と本を読んでいると、次は「言語って何さ?なんで、人間だけが使ってんの?」("言語"の定義は難しいなぁ。ここではシンボリックな会話が出来ることとしようかな?)ってなってくる。そんなこんなで悩んでいると、次は「そもそも人間って何?」となり哲学の領域に突入してくる。「"生きてる"って何?」みたいな感じ。このまま思いつめて考え込んでしまうと自殺してしまいそうなので、それ以上はあまり考えないが。
そうすると、実は人間って特に存在意義はないのかな?進化の過程で、単に脳を特殊化した産物なのかな?と思えてしまう。となると、そんな人間に似たヒューマノイドロボットって?あんまり用途を真剣に考えすぎてもダメなんちゃう?と思いながら、名古屋から会社に戻る新幹線の中で考えてしまったZzzz....「新横浜ぁ〜、新横浜ぁ〜」あぶねぇ!危うく乗り過ごすところだった!

ヒトはいかにして人となったか―言語と脳の共進化

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ヒトの進化 (シリーズ進化学 (5))

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人類進化の700万年 (講談社現代新書)

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女と男のだましあい―ヒトの性行動の進化

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