Pan-Tilt付きカメラ(しゃちょ〜)

先日のテクニカルショーヨコハマ2009で、遠隔操縦型点検検査ロボットiTs05プラットフォームの実演をさせていただきました。ロボット関係者の方で、このロボットを見ると「あっ、懐かしいカメラが。。。」と思われる方も多いと思います。そう、今は亡きSONYのPan-Tilt付きカメラEVI-G20です。
既に廃型になって10年近く経つと思いますが、7年前ぐらいに我々が全国のカメラを扱っている業者に連絡を取り、全部で25個ぐらい買い占めた最後の1個です。とりあえずプラットフォームのカメラ(オプション扱い)なので、搭載してみました。案の定、会場のお客さんから「懐かしいカメラ使ってますねぇ」と言われました。

意外と、ロボットに搭載しても問題ないぐらい耐衝撃性のあるPan-Tiltカメラはありません。残念ながらEVI-G20も、スロープや段差を乗り越えたりすると、ヘッド部分が脱調して、変な方向を向いてしまいます。このようなPan-Tilt付きカメラは監視用として開発されているので、当然、耐衝撃性があるはずもありません。
なので通常、我々はPan-Tilt機構は、自前で作り、その上に適当なカメラを搭載します。最近良く使うカメラは、FCB-EX1000です。光学36倍の威力はすごいです。