うたい文句(しゃちょ〜)

徐々に社会的地位を確立しつつあるお掃除ロボット。私の家でも、RoboMopが大活躍(というか、気が向いた時だけ動かす)しています。このロボットは4000円程度と安く、中央の球がランダムに動き、一定時間動くと、その場で止まって終了します。
一方、Roombaなどのように高機能で、終わったら自分で充電ブースに戻る高価なロボットもいます。
Roombaユーザから話を聞いたことがあるのですが、意外と、コンセントのケーブルなどにひっかかって動けなくなっていることがあるとのこと。「自分で部屋を認識して、掃除して、充電ブースに戻る」という機能を大々的にうたっているロボットが、その機能を満たせないときの落胆は大きいです。10万円近くもするロボットが、ちょっとしたケーブルにひっかかっていると、ついつい「つかえねぇ〜」と思ってしまいます。
一方、4000円のRoboMopには、私は何の期待も抱いていないので、むしろ、変な隅っこにまで行くと「おぉ〜。そんな所まで行っちゃうかぁ〜」と褒めてしまいます。逆に、明らかに目の前に綿ゴミがあるのに、直前でUターンしてしまう場合もあります。でも「まぁ、4000円なら仕方ないか」と許せてしまいます。
現在のホビーロボットの価格は10万円前後が主流です。「歩行できます」「側転できます」とうたうよりも、「歩行できるかも」「側転できるといいな」と書いておいた方が、10万円以上の価値を見出してくれるかもしれませんね。