ロボットの死(しゃちょ〜)

最近、うんちくネタが全くないので、久々にうんちくの書込みです。
SONYAIBOが販売中止になって以来、どうやればロボットは飽きられずに使い続けてくれるのか?という命題に、みんなビクビクしてしまっています。我々も、おもしろいな。と思うロボットコンテンツも、1ヶ月もすれば飽きてしまいます。しかし巷では、たまごっちなど、仕事中、授業中にもコソコソと飼育をやっている人がいます。この違いは何でしょうか?
私が思うに、これは、エンジニアの暴走も一因かと思います。つまり、実現可能な新しい技術をどんどん付加してしまう。例えば、充電ブースへの自動ドッキング機能。
これを実現することで、飼い主の負担は一気に低減します。いちいちバッテリの残量を気にする必要もありません。しかし、これがいけない。
こうすることで、飼い主がロボットに意識をはらう時間が短くなり、結果として愛着も薄れていきます。たまごっちは、世話をしなければ死んでしまうため、みんな必死になって世話をします。ロボットも、世話をしなければ、いっそのこと、壊れてしまうぐらいの機能にしてしまってはどうでしょうか?
20万円もしたロボットから、メールで「バッテリ残量あと10%」と届けば、会社を早退でもして自宅に帰って充電ブースにロボットをセットすることでしょう。
便利機能を追加するのは、一概に良いこととは言えないような気がします。