Be-3D(しゃちょ〜)

我が社が開発を請け負った完全自立ロボットBe-3Dが、横浜こども科学館で24時間365日稼動している(本当は、月に1回休館日があるけど)。人が触らずに、朝から晩までフロア内をウロウロし、バッテリが減ると充電ブースに自力で戻って、ドッキングする。これをひたすら繰り返す。
既に2年以上動いているので、多分、ロボットの中では、かなり稼働年月/稼働率が高い方になるのではないだろうか?かなりのご高齢。最近は安定して動いているが、時々、壁に激突してたり、バッテリ切れで止まってしまったり。子供達が直接触れることのできる環境で動いているので、なかなか自己位置同定が難しい。我々は、天井のパターンを見て、今何処にいて、どれだけ定位置からズレているかを判断させている。
KHR-1やKHR-2HVなどで、腕立て伏せのモーションを作ってパフォーマンスさせている方も多いが、ロボットの機構は「鍛える」ことは出来ず、どんどんガタが出てきてしまう。何時になったら、自分で自分のネジを締めてくれるようになるのだろうか?