RoHS対応(しゃちょ〜)

2006年7月より、ヨーロッパへの電気機器製品(EC95条に準拠した電気器具)を輸出する際に、環境規制としてRoHS対応品でないと輸出できなくなった。我が社のコントローラ群も殆ど対応済みだが、一部できていないものもある。
Restriction of the use of certain Hazardous Substances in electrical and electric equipmentの略で、規制される物質は、鉛・カドミウム・水銀・六価クロム・ポリ臭化ビフェニール(PBB)・ポリ臭化ジフェニールエーテル(PBDE)の6種類。一番厄介なのが鉛かな。半田に含まれている物質で、鉛フリーの半田を使おうとすると、既存の半田コテは使えなくなってしまう。
昔からヨーロッパは、自国内の産業保護の為に、色々な規制をつけて輸入規制をしようとするが、その規制に日本はいち早く対応するが、ヨーロッパ国内の企業がその規制に対応できずに、結局自らの首を絞めることになってしまっている。まぁ、環境規制は、地球に優しい規制なので反対はしないが。次は、どんな規制が発令されるのやら。