昨夜、会社のガラス窓にヤモリが張り付いていた。
ある方から聞いた話だが、ヤモリが垂直な面に貼り付くことができるのは、足裏がベトベトしているからではなく、分子間力で吸着しているそうです。ヤモリの足裏はフラクタル構造になっていて、先端は非常に細い毛になっているそうです。
ロボット業界では壁面吸着ロボットなどが研究されていますが、その殆どは吸盤に負圧をかけて壁面に吸着するという構造になっています。ただ、これだと壁面がツルツルである必要性があるので、その辺の家やビルのデコボコした壁面に簡単に引っ付くかどうかは微妙です。ロボットも分子間力でひっつけられるようになると良いですね。
