第25回日本ロボット学会学術講演会(しゃちょ〜)

9/13〜9/15に千葉工大でロボット学会学術講演会が開催されました。さすが、首都圏で開催されるだけあって1200名の参加者、企業展示も3部屋にわたって出展がありました。
最近は、室内用小型ヘリコプターを使った研究が盛んに行われているようです。確かに、京商EPキャリパーや、ヒロボーのスカイロボキーエンスのレボリュータなどに3軸ジャイロなどを取り付け、マイコンでフィードバックして姿勢安定化させるのは簡単です。ただ、用途が、レスキュー分野で、大型のヘリコプターが行けない所に、この小型ラジコンヘリを向かわせるというのは、かなり無理な説明な気がします。以前のブログにも書いたとおり、瓦礫の下に埋もれた被災者の上から15kg以上もあるロボットが転がり落ちてきたり、小型ヘリが瓦礫にロータをぶつけて墜落したら、それこそ被災者に最後の一撃をくらわせてしまいそうです。
そもそも、瓦礫の下にヘリコプターを入れるって、現実的に有りうるのかどうか?をまず検討した方が良いと思います。ラジコンは、見えている範囲でしか飛ばせられないんだし。