起業(しゃちょ〜)

先日、ROBO-ENGINEの中野様が来社されました。起業を目指しているとの事。私も23歳の時に起業し、かれこれ今年で10年目。お会いして、起業時の初々しさが伝わってきました。あの頃は若かった。今はもうオヤジ。。。
エンジニアという人種は、自分の技術の価値の絶対評価が出来ません。私も、自分の技術(スキル)は、自分にとっては当たり前の技術なので、何の価値も感じません。なので、ちょちょいとロボットを作っても、ついつい原価で話をしてしまいます。結果として、どんなにロボットを作り続けても、全然儲からない。。。むしろ苦痛が増えるだけ。。。こんなことなら趣味でロボットをやっていればよかったと、何度枕を濡らしたことか。。。
そんな私も、気づけば10年も会社をやっていることに気づき、よくまぁ、続いているなと我ながら関心してしまいます。もちろん今では、事業拡大に向けて、素人ながら経営をやってますが。
ロボットで起業をするというのは、いわゆる製造業をスタートさせることなので、IT事業とは異なり、とにかく準備にお金がかかります。設備をそろえて、部品(在庫)を買って、作業するスペース(事務所)を確保して。資本金なんて、半年で食いつぶしてしまいます。そんな苦労を乗り越えると、ロボットビジネスの巧味が分かってきますかね?